イスラエルよ、あなたは淫行をなしても、 ユダに罪を犯させてはならない。 ギルガルへ行ってはならない。 ベテアベンにのぼってはならない。 また「主は生きておられる」と言って 誓ってはならない。
もしギレアデに不義があるなら、 彼らは必ずむなしき者となる。 もし彼らがギルガルで雄牛を犠牲にささげるなら、 彼らの祭壇は畑のうねに積んだ石塚のようになる。
彼らのすべての悪はギルガルにある。 わたしはかしこで彼らを憎んだ。 彼らのおこないの悪しきがゆえに、 彼らをわが家から追いだし、 重ねて愛することをしない。 その君たちはみな、反逆者である。
「あなたがたはベテルへ行って罪を犯し、 ギルガルへ行って、とがを増し加えよ。 朝ごとに、あなたがたの犠牲を携えて行け、 三日ごとに、あなたがたの十分の一を携えて行け。
かのサマリヤのアシマをさして誓い、 『ダンよ、あなたの神は生きている』と言い、また 『ベエルシバの道は生きている』と言う者どもは 必ず倒れる。再び起きあがることはない」。
ベテルを求めるな、 ギルガルに行くな。 ベエルシバにおもむくな。 ギルガルは必ず捕えられて行き、 ベテルは無に帰するからである」。
イスラエルの罪であるアベンの高き所も滅び、 いばらとあざみがその祭壇の上にはえ茂る。 その時彼らは山に向かって、 「われわれをおおえ」と言い、 丘に向かって「われわれの上に倒れよ」と言う。
サマリヤの住民は、 ベテアベンの子牛のためにおののき、 その民はこれがために嘆き、 その偶像に仕える祭司たちは、 その栄光のうせたるがために泣き悲しむ。
ギベアで角笛を吹き、 ラマでラッパを鳴らし、 ベテアベンで呼ばわり叫べ。 ベニヤミンよ、おののけ。
彼らは、「主は生きておられる」と言うけれども、 実は、偽って誓うのだ。
実を結ばないやみのわざに加わらないで、むしろ、それを指摘してやりなさい。
そしてその親戚、すなわちこれを焼く者は、骨を家から運びだすために、これを取り上げ、またその家の奥にいる者に向かって、「まだあなたと共にいる者があるか」と言い、「ない」との答がある時、かの人はまた「声を出すな、主の名をとなえるな」と言うであろう。
エフライムは偽りをもって、わたしを囲み、 イスラエルの家は欺きをもって、わたしを囲んだ。 しかしユダはなお神に知られ、 聖なる者に向かって真実である。
わが民は木に向かって事を尋ねる。 またそのつえは彼らに事を示す。 これは淫行の霊が彼らを迷わしたからである。 彼らはその神を捨てて淫行をなした。
それで、イスラエルの家よ、主なる神はこう言われる、あなたがたはわたしに聞かないなら、今も後も、おのおのその偶像に行って仕えるがよい。しかし再び供え物と偶像とをもって、わたしの聖なる名を汚してはならない。
ヤコブの家よ、これを聞け。 あなたがたはイスラエルの名をもってとなえられ、 ユダの腰から出、 主の名によって誓い、 イスラエルの神をとなえるけれども、 真実をもってせず、正義をもってしない。
それゆえ、あなたがたすべてエジプトの地にいるユダの人々よ、主の言葉を聞きなさい。主は言われる、わたしは自分の大いなる名をさして誓う、すなわちエジプトの全地に、ユダの人々で、その口に、『主なる神は生きておられる』と言って、わたしの名をとなえるものは、もはやひとりもないようになる。
その時、主はヨシュアに言われた、「きょう、わたしはエジプトのはずかしめを、あなたがたからころがし去った」。それでその所の名は、今日までギルガルと呼ばれている。
ヨシュアはエリコから人々をつかわし、ベテルの東、ベテアベンの近くにあるアイに行かせようとして、その人々に言った、「上って行って、かの地を探ってきなさい」。人々は上って行って、アイを探ったが、
その父の神に求めて、その戒めに歩み、イスラエルの行いにならわなかったからである。
彼はまたユダの山地に高き所を造って、エルサレムの民に姦淫を行わせ、ユダを惑わした。
エフライムはひねもす風を牧し、 東風を追い、 偽りと暴虐とを増し加え、 アッスリヤと取引をなし、 油をエジプトに送った。
(ヤコブはアラムの地に逃げていった。 イスラエルは妻をめとるために人に仕えた。 彼は妻をめとるために羊を飼った。)